今回はこの手のひらサイズの小さなカメラの写りはどれくらい綺麗なのかを検証してみました。検証といっても少しだけですけどね。
初代RX100に関する記事を参考にしてこの初代RX100を手に入れました。購入の決めてはコンデジの中では大きなセンサーを積んでおり、写りが綺麗だという部分でした。
自分でもこのセンサーの実力を自分でも試してみたかったので、センサーサイズが1インチより大きいAPS-Cと同じ場所で撮り比べをしてみました。さて、どれくらい差があるでしょう。
尚、使用したカメラ、レンズはスペック等に違いがあるので、比較結果に対するコメントは主観的な部分が多くなっております。
使用機材
□SONY DSC-RX100(初代) 有効画素数 2020万画素
□FUJIFILM カメラ:X-T10 有効画素数 1630万画素
レンズ:XF16mmF2.8 R WR
条件:WB:オート、JPEG撮って出し
比較 RX100 vs. X-T10+XF16mm
換算28mmと換算24mmの違い
RX100のワイド端は換算28mm、XF16mm F2.8は換算24mmとなっております。
上がRX100、下がX-T10+XF16mmです。どちらもWBはオートで撮っていますが、RX100の方は結構青っぽく写りますね。案外好きな色ですけど・・・
解像度の違い(一部を切り取って拡大)
それぞれキリンの部分を同じサイズで切り取り拡大した写真になります。
画角の関係でRX100(写真左)の方が大きく写っているのは目をつぶってください^^;
細部までよく写っており、パット見てもわからないレベルですね。
こちらはそれぞれの写真中央右にあるオレンジ色の建物を上と同じく拡大しています。
撮り方の問題かもしれませんが、RX100(写真右)の方がぼやけた感じがしています。あとISO感度は125と低いにもかかわらず、拡大すると暗部はノイズが多い感じがしますので、このあたりは1インチセンサーだと厳しいのかもしれませんね。
この写真はX-T10+XF16mmの方が良い感じがします。
WB(ホワイトバランス)の違い
オートの色合いと画角の違いを比較してみました。オートの色や発色に関してはカメラ個々の特徴なので、どちらが良い悪いはありません。強いて言うなら、X-T10+XF16mmの方が写りが良い気がしますが、色合いは逆にRX100の方が好きな色合いです。
28mmと24mmと4mmの違いですが、やはり画角が広いと広範囲まで撮れるので、24mmのレンズがあるといいですね。そうなるとRX100M3以降の機種を選択するという手もありますが、逆に広すぎて困るなら、RX100かRX100M2を選択するのが良いと思います。
ただ、広角じゃなきゃ駄目なシチュエーションがあまりないので、24mmの画角までなくてもあまり困っていません。
おわりに
サンプルが少なくて、あまり参考にならなかったかもしれませんが、それぞれの写真を見比べてみると、思っていたより差がないんだなと思いました。
いまはWeb用途で写真をアップするのが多いので、1インチセンサーのコンデジでも十分なのかもしれませんね。
今回簡単な比較をしただけなので、十分な検証ができていません。また題材を見つけて2回、3回と比較した記事をアップ思っています。
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