【備忘録】EOS D60 & D30 図解入り分解手順

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つい最近、20数年前のEOS D30を手に入れました。300万画素とは思えない写りと濃厚な発色に惚れ惚れしています。
その勢いでEOS D60EOS D30のジャンク品2台を追加したので、いま我が家には古いEOS Dシリーズが3台もあるんですよねぇ(苦笑)

で、さっそくジャンク品を直すために分解を試みるも、どこにネジがあって、どこを外してよいか分からないんですよね。あと先考えずに分解していったら、ネジを外し忘れて部品が割れたり、組み立てるときにネジが余ったり・・・反省。

そんな訳で、無謀な分解による失敗を活かすために、備忘録として分解手順をまとめてみました。

この記事を参考に分解される方へ★
ここでの手順は正式な分解方法ではありませんので、分解中に部品を破損させてしまったり、分解後に正常に動作をしなくなったりすることが考えられます。メーカー修理対象外の製品となっておりますので、リスクを承知の上で、
あくまでも自己責任でお願いします。

 

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分解する前に

今回はEOS D30の液晶パネルを交換することが目的の一つでしたが、せっかくなので、センサー基盤の部品を取り外すところまでの分解手順を載せています。
そのため、手順のほとんどはD30をもとに説明しております。

タカマル
タカマル

わかる範囲でD60との違いも説明していますよ

カメラにはフラッシュ発光で必要な大容量コンデンサが部品の一つにありますが、放電されていない状態で触れると大変危険なので、十分に注意して分解組み立てを行うようにしてください。

 

D30とD60の部品

性能はさておき、パッと見て違いがわかる部品はこの2点だと思います。

  • サブ液晶
    D60には照明がついており、ケーブルが増えていたり、太さが違っていたりと見た目も違っています。
    D30のサブ液晶はネジ2本で簡単に取り外せますが、D60はケーブルがハンダで接続されていたりと、簡単には交換出来ません。
  • 基盤
    サブ液晶のフラットケーブル形状が違っているため、基盤のコネクタ部分が違っています。

液晶パネルは見た目が同じで使えそうですが、今回は互換性について検証することが出来ませんでした。

 

背面カバーを取り外す

まず最初に背面カバーを取り外します。
カバーを外すためにはリアグリップラバーの下にネジが3本あります。ドライヤーで少しラバーを温めながらゆっくり剥がしていくと良いと思います。

タカマル
タカマル

背面カバーの裏にはフラットケーブルがついています。
取り外す時は注意しましょう。

ネジは5本

EOSD30-haimen-cover

リアグリップラバーの下にネジが3本あります。

EOSD30-HAIMEN-COVER2

本体下側にも1本

フラットケーブルを取り外します。

EOSD30-haimencover4

取り外したネジ6本と取付箇所

EOS D30 背面カバーとネジ

 

 

インターフェースカバーを取り外す

このカバーはネジ2本で取り外せますが、加水分解によりゴムが劣化して粘ついた感じになっている場合があります。

EOSD30 INTERFACE-COVER

取り外したネジ2本と取付箇所

EOSD30-interface-1

 

 

ボトムカバーを取り外す

まずはバッテリー蓋を取り外します。
バッテリー蓋は写真のようにピンをスライドして外すだけなので簡単です。

EOSD30-BOTTOM1

見えているネジ7本を外します。
写真では外したあとですが・・・
コインバッテリのカバーとコイン電池CR2025は先に取り外しておきます。

ボトムカバーを外す時はネジ3と4のあたりが外しにくいので、力を入れ過ぎないように、慎重に取り外してください。

タカマル
タカマル

あまりにも外しにくい場合は、このあとの分解手順、フロントカバーとグリップカバーを外してからの方が、取り外しやすいかもしれません。

 

EOSD30-BOTTOM-COVER5

取り外したネジ7本と取付箇所
ネジの長さ、種類がありますので、他のネジと混ざらないように気をつけましょう。

EOSD30-BOTTOM-COVER7

 

 

フロントカバーを取り外す

フロントカバーを外すためには、リアグリップラバーと同様にまずグリップラバーを取り外します。

EOSD30-GRIP-ROVER

フロントカバーのネジは前面4本、底面1本の計5本です。

EOSD30-FRONT-COVER

取り外したネジ5本と取付箇所

eosd30-front-cover2

 

 

グリップカバーを取り外す

グリップカバーは全部で7本のネジを外します。
1と2の裏側付近に突起があるので、取り外すときは折れないように注意して取り外しましょう。

eosd30-grip-cover-neji

分かりにくい場所にも一本あります。

eosd30 grip-cover4

ここはシルバーのネジが2本です。

eosd30-grip-cover5

取り外したネジ7本と取付箇所

eosd30-grip-cover3

 

 

トップカバーを取り外す

ここまでで大部分のカバーを取り外しました。残りはトップカバーになりますが、ケーブルがあるので、カバーを完全に取り外さずにしておきます。

ネジは全部で4本です。先にファインダー周りの3本を外します。

eosd30 top-cover2

次にストラップベルト取付金具付近にあるネジ1本を外します。
ここで、ボタンの色を確認しておきましょう。

eosd30-top-cover

あとでも良いですが、この時点でフラットケーブルをコネクタから抜いておきましょう。

EOSD30-FRONT-CABLE

あとはケーブルに気をつけながら、徐々にカバーを持ち上げていきます。

eosd30 top cover-last

タカマル
タカマル

下の写真はラバーが外れたら、元の取り付け方がわからなくなるのでメモっておきました。

eosd30 top-cover-chuui

取り外したネジ3本と取付箇所

eosd30 top-cover nejiichi

 

 

ファインダーカバーを取り外す

カバーはネジ1本で取り外せます。
金具が一緒に取れるので、注意してください。

eosd30 faindercover

 

 

シャーシを取り外す

ネジは計10本です。
2のネジを外すと金具も取れるので注意してください。

eosd30-sharsi-nejiichi

側面のネジ2本を外します。

eosd30 shares-nejisokumen

下の写真のような金具が取れてくるので、どこにつけてよいか忘れないようにしましょう。

eosd30 shares-neji-chuui

取り外したネジ10本と取付箇所

eosd30 shares-neji

 

 

液晶パネルを取り外す

液晶パネルを取り外すには、まず液晶パネル周りの基板を外さなければなりません。

液晶パネル周りの基板を取り外す

ネジは3本です。
3はフラットケーブルの下に隠れているので、
まずは4箇所のフラットケーブルをコネクタから抜きます。
下に隠れていたケーブルもコネクタから抜きます。

eosd30 lcd-panel-1

 

液晶パネルを取り外す

液晶周りの基板を取り外したら、液晶パネルを取り付けているネジ4本を外します。

eosd30 lcd-panel2

取り外したネジ7本と取付箇所

eosd30 lcd-panel3

 

 

基板を取り外す

基板を取り外すには、ハンダゴテを使ってケーブルを外します。
EOS D60EOS D30のハンダの箇所が違っていますので注意してください。

eosd30 kiban2

ネジ4本を取り外します。

eosd30 kebab

フラットケーブルの下にコネクタがありますので、ケーブルを抜きます。
コネクタが壊れないように基板側のコネクタ挿込み部分を抑えながら、コネクタを慎重に抜きましょう。

eosd30 kiban3

サブ液晶を持ち上げないと基板のコネクタが抜きにくいため、サブ液晶のネジ1本を外します。

eosd30 subekisyou-neji

フラットケーブルを抜きます。
サブ液晶を少し持ち上げるようにして隙間を作ると、ケーブルが抜きやすくなります。

eosd30 subekisyou-cablte

 

 

CFカードを取り外す

基板を外すとCFカードの部品が見えますので、ネジ4本を外します。

eosd30 cf1

取り付ける時の注意点
CFカードの部品と鉄板の取り付け位置は、鉄板の方が上になるように部品を取り付けてください。

eosd30 cf-card2

取り外したネジと取付箇所

eosd30 kin-cfcrd

 

 

センサー基板を取り外す

センサー基板を取り外すと、センサー表面が見えますがとても傷が付きやすいので、取り扱いに注意しましょう。

ネジは3本で取り外すことが出来ます。

eosd30 kiban5

ちなみに、この写真はD60です。
サブ液晶の仕様が変更になっているので、ケーブルの太さが違っています。

 

 

組み立て

作業が終わったら、分解手順の逆で組み立てていきます。

タカマル
タカマル

当たり前ですね・・・すいません

 

まとめ

今回はカバーの取り外し方、基板交換、液晶パネル交換の手順について説明させていただきました。

EOS D30EOS D60は20数年前のカメラなので、クラシックカメラの部類に入るような年代ものとなりました。機能や性能は現代のカメラに到底及ばないほど数字上は低機能、低性能ですが、このカメラを使っている人にはわかりますが、シチュエーションに寄りますが、上手く撮れた時の空気感、独特の発色はいまのカメラでも敵わないんじゃないかと思うほど、うっとりする写真を撮ることが出来ます。
それを知っている人にはわかると思いますが、カメラは性能じゃないんだなとわかってもらえるんじゃないでしょうか? まあ、機能に関してはさすがに使い難い点が多々ありますが・・・

そんな訳で、このEOS D30とD60が壊れたらジャンク品を手に入れてでも修理して使い続けたいなと思っています。

そんなときのための分解備忘録でした。

タカマル
タカマル

最後まで読んでいただきありがとうございました

【作例あり】名機 Canon EOS D30のいまさらレビュー
2000年に発売された300万画素のEOS D30をいまさらレビュー。性能や機能はいまのカメラやiPhoneにでさえも遠く及ばない位劣っていますが、時々ハっとするような濃厚な色の写真が撮れるので、いまでも十分に通用する気がするカメラです。

 

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