【カメラ遍歴14】FUJIFILM X-T2

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X-T2X-T1の後継機種として2016年9月に発売されました。X-T2は基本なデザインは変更されず、トップのダイヤル操作系は引き継がれながらも、X-T1で不満のあった操作、機能はかなり改善されて、より使いやすくなっています。また、画素数は約1630万画素から約2430万画素となり、より高精細に撮れるようになるなど、写りに関しては大きく進化がありました。
フィルムシミュレーションはモノクロフィルムで有名なACROSが追加され、より魅力的なカメラに進化しています。

デジタルカメラの世界は、まるでスマホのように次々と新しいモデルが登場しています。最新の高画素センサーや超高速AF、AI搭載の便利機能・・・魅力ですよね。でも、それが「良いカメラ」なんでしょうか?
X-T2はけっして最新の性能や機能は備えていませんが、写真を撮る楽しさ、シャッターを切る快感、アナログ的なダイヤル操作などを兼ね備えた 「このカメラで撮りたい!」 と思わせてくれる魅力あるカメラです。

 

 

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X-T2購入

X-T2は2020年1月にたしか約8万円で購入しました。X-T1は2018年12月に手放してから、1年はX-PRO1X100Fの2台で過ごしました。この時は、マイブームでコンパクトなシステムで攻めたかったんでしょうね。ズームレンズも手放して、単焦点レンズのみで十分だって言い聞かせ楽しんでいました。なのに・・・そんなカメラ生活は1年しか持ちませんでした。
X-PRO1の性能にさすがに限界を感じていたのも、カメラ入れ替えのきっかけだったのかもしれません。この時は何とも思わずにX-PRO1を下取りに出してしまったんですが、いまは手放したことを後悔しています。

【カメラ遍歴10】富士フイルム X-PRO1
2014年4月に富士フイルム Xシステムを初導入。今回はXマウントシステムの源(ちょと言いすぎかも)、X-PRO1のことを書いています。 X-PRO1の開発の苦労話、良いところと作例もアップしています。是非、ご覧ください。

X-T2の話を進めましょう^^; X-T2を購入にあたり、迷った機種は3つありました。当時、最新機種だったX-T3と気になっていたSONY α7Ⅱ、それと1200万画素にもかかわらず、巷では人気があったα7Sも候補に挙がりました。
α7シリーズはのちに手に入れることになったですが、αのレンズって結構高くて、レンズもすべて入れ替えすると、湯水のようにお金がたくさん出てしまう恐れがあり断念。X-T3もまだ値段が高くて、性能差を考えると自分にはもったいなくて我慢。
泣く泣く・・・じゃないですよ。たぶん(笑)

タカマル
タカマル

我慢も大事です

今回、カメラ遍歴を書くために、過去の写真を見直したり、当時のブログを見返してみると、ブログに一番写真を載せていたはX-T2が一番多かったですね。おかげで、思い入れの写真が多くて、作例写真の選定にけっこう時間がかかってしまいました。

タカマル
タカマル

写真の上手い下手は関係なしですけどね

ちなみに、いまでも中古価格は9万前後(2025年1月時点)で売られています。発売から約8年が経つにもかかわらず、未だに根強い人気を誇っているX-T2は名機と呼べるカメラですね。

Fujifilm x-t2とXF18-55mm

 

 

仕様

一番大きな変更は有効画素数が1600万画素から2400万画素に上がったところですね。
下の仕様表は細かな部分は書いてませんが、メモリカードがダブルスロットになったこと、背面液晶パネルが3ウェイ方式になったなど、細かな改善、機能向上がされております。

Fujifilm x-t2-主な仕様

Fujifilm x-t2-主な仕様

 

 

ここが好き

クラシックな見た目と操作感が最高

やっぱり、レトロっぽいデザインが特徴のカメラですよね。X-T2こそカメラらしいカメラ と言えるんじゃないかな?
トッププレートは、富士フイルム Xシリーズならではの
•シャッタースピードダイヤル
•ISOダイヤル
•露出補正ダイヤル
の3つのダイヤルがX-T1と同様に搭載されています。電源を入れなくても設定状態がわかるのはもちろん、手でダイヤルを操作するのって、カメラ好きにはたまらない仕様です。

重量は約 507g(バッテリー込み)で軽いので、長時間持ち歩いても疲れにくいのがX-T2の良いところです。

 

富士フイルムの「色作り」が最高

X-T2には 約2430万画素のX-Trans CMOS IIIセンサーが搭載されているので、X-T1よりも、高い解像感とシャープな描写、ノイズが少なくて暗所でもきれいに撮れるようになりました。

富士フイルムのカメラは発色が綺麗ですし、彩度を上げて記憶色で撮っても嫌味な色合いにならないところが最高です。JPEG撮って出しで十分と思うほど美しい仕上がりになるのが、X-T2の魅力ですね。

 

 

作例

サンプル写真10枚をご覧ください。X-T2の発色を確認してもらえるように、画像は加工せずに、すべてJPEG撮って出しで、リサイズのみとしています。

姉妹サイトではX-T2の作例38枚をスライドショーにしています。
是非、ご覧になってください。

Photo example – FUJIFILM X-T2 Vol.1
富士フイルム X-T2で撮った作例38枚をスライドショーにしました※画像はリサイズ以外の加工はしておりません※約5秒毎に写真が切り替わります※写真左下のボタンを押すとスライドショーがスタートしますCL:カラー  HL:ハイライトトーン  S...
Velvia XF18-55mm 作例1

Velvia XF18-55mm 作例1

記念すべきファーストショット
薄っすらと氷が張った石狩川に朝陽が反射して綺麗でした。

 

Classic Chrome XF18-55mm 作例2

Classic Chrome XF18-55mm 作例2

冬の雪景色にはシックな色合いのクラシッククロームで撮りたくなります。
X-T2を使い始めてから、クラシッククロームを使うことが多くなりました。

 

PROVIA XF18-55mm 作例3

PROVIA XF18-55mm 作例3

富士フイルムのスタンダード色はやっぱりPROVIA
落ち着いた色合いなので、どんな場面でも安心して使えます。

 

ACROS NEEWER 50mm F2 作例5

ACROS NEEWER 50mm F2 作例5

ACROSで撮るモノクローム 色のない世界もたまにはいいですね
親子の足がシンクロしているところがポイントです

 

PROVIA XF55-200mm 作例4

PROVIA XF55-200mm 作例4

我が家から見える朝焼け
これといって撮るものがない時の楽しみの一つです

 

PROVIA XF18-55mm 作例6

PROVIA XF18-55mm 作例6

PROVIAは自然な色合いなのに、鮮やかさも兼ね備えています
紫陽花は花びらの一枚一枚が上品で美しいグラデーションで何度見ても飽きないですね。

 

Photo example – FUJIFILM X-T2 Vol.2
Vol.1に続いて、富士フイルム X-T2で撮った作例38枚をスライドショーにしました※画像はリサイズ以外の加工はしておりません※約5秒毎に写真が切り替わります※写真左下のボタンを押すとスライドショーがスタートしますCL:カラー HL:ハイ...
PROVIA XF16mm F2.8 作例7

PROVIA XF16mm F2.8 作例7

PROVIAでも日が傾いた時間帯でカラー設定を4にすれば、濃厚な発色になります
工事で使う大型重機とか写真に撮るのも好きなんです。

PROVIA XF55-200mm 作例8

PROVIA XF55-200mm 作例8

Velviaも好きなんですが、少し彩度が高かくなり過ぎな感じがします
なので、この頃はPROVIAを選択することが多かったみたいです。

 

PROVIA XF16mm F2.8 作例9

PROVIA XF16mm F2.8 作例9

はっとするような夕焼けの空
あまり見る機会がないので、撮れた時は嬉しいですね

 

PROVIA 7artisans 55mm F1.4 作例10

PROVIA 7artisans 55mm F1.4 作例10

性能の良いXFレンズもいいですが、中華製のマニュアレンズもなかなかですよ
本体に手ブレ補正はついていなくても、明るいレンズならよるの撮影も問題なし。

 

PRO Neg. Std XF55-200mm 作例11

PRO Neg. Std XF55-200mm 作例11

PRO Neg. Stdはコントラストが弱まり軟調になるので、明暗差の激しい場所でも白飛びや黒潰れが抑制されます。晴れた日中帯の雪景色は白飛びがしやすいので、こんな時はPRO Neg. Stdが最適です。

 

PROVIA XF23mm F1.4 作例12

PROVIA XF23mm F1.4 作例12

黄色の絨毯とワンちゃん
逆光で明暗差が激しいシチュエーションでも黒潰れはしていません。X-T2ならあれこれ気にしないで写真を撮っても失敗は少ないかもしれません。

 

 

まとめ

X-T2は2023年1月迄の2年ちょっとで5,950枚撮りました。撮影枚数は多いのか少ないのか、まあどっちでもいいですね。X-T1の時は有効画素数なんて1600万画素で十分だと思っていましたが、約2430万画素に上がったX-T2はより繊細な写真を撮ることが出来るようになり、写りが格段に良くなりました。Xシステムは2400万画素っていうのが、一番合っているんじゃないかと思っています。

こんなにお気に入りだったX-T2は、おなじセンサーを積んだX-H1に入れ替わりました。手ぶれ補正が内蔵されいるカメラが欲しくてね。つい魔が差してしまいました^^;

いつか手に入れやすい値段になったらもう一度手に入れようかな?なんて思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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