SONY DSC-RX100 初代を手に入れました。さっそく使ってみたところ、AF動作を常にしていて、音がジージーとしてうるさくて使えないカメラだなと、一瞬「購入失敗」の文字が頭の中をよぎりました。
何かないかとSONYのサイトを調べてみると、RX100は「オートフォーカス時に、まれに異音を伴うレンズの振動を感じる場合がある」という情報を見つけました。バージョンを調べたらVer.1.00だったので、もしかして症状が改善するかも?とダメもとでソフトウェアをVer.1.10にアップデートをしました。
結果は◎
ソフトウェアを最新版にアップデート後、ジージー音が鳴らなくなり、AFもスーッと合う感じになり、別のカメラのような動きになりました。
ということで、備忘録として、ソフトウェアアップデート対象確認方法、アップデート方法について記事にしましたので、まだの方は是非参考にしてください。
同じ現象のときは是非試してみてください。
シリアルナンバーと製造時期について
RX100 初代は製造時期によってシリアルナンバーが3世代に分かれているようです。
- 第1世代:シリアルナンバーが3から始まる。2012年6月〜のもの
唯一「MADE IN JAPAN」であり、ここにこだわりがあるなら、初期の世代を購入するとよいでしょう。 - 第2世代:シリアルナンバーが6から始まる。いつから流通しているか不明
「MADE IN CHINA」になり中国製に切り替わっています。 - 第3世代:シリアルナンバーが0から始まる。2018年3月頃〜のもの
ソフトウェアがVer.2.00となっており、メニューや機能も第1世代、第2世代とは別ものになっている。ソフトウェアは提供されていないので、第3世代のみ異なった基盤を使っていると思われる。
RX100初代は製造時期で中身が違っているので注意してください。
カメラ本体ソフトウェアバージョンの確認方法
- [メニュー] → [セットアップ]3 (RX100) または
[メニュー] → [セットアップ]4 (RX100M2)
→ [バージョン表示]を選択する - 本体ソフトウェアのバージョンが表示される(下図)
Ver.1.00ならソフトウェアアップデート対象です。
アップデート前に準備しておくこと
- 電源の確認
バッテリーは満充電にしておく。バッテリー残量が3個以上()ない場合はアップデートを開始することが出来ません。ACアダプター使用も可能。 - 付属のUSBケーブル
PCもしくはMACに接続するためのUSBケーブル(付属品) - WindowsPCもしくはMAC
Windowsであれば、OSはWin10でアップデート出来ることは確認済
MACはMacOSのバージョンが10.10(Yosemite)限定のため、MACでバージョンアップをすることが出来る方は少ないんじゃないかと思います。私自身も既にYosemiteをインストールしているMACはなかったので、Win10を使用してアップデートをしました。
この3つを事前に確認しておいてくださいね。
アップデート時の注意箇所
私自分が引っかかった部分がありましたので、その部分だけ記載しておきます。
ちなみに、わかっている気になって手順書をよく読まずつい読み飛ばしてしまった部分です^^;
わかっていると思って勝手に進めるとハマってしまうことあるので注意しましょう。
次の項番6を必ず実行してください。
ソフトウェア・アップデート後にAF動作に変化があったか確認しましょう。
アップデートが成功しても改善しなかった場合は、別な原因かもしれません。
その場合は購入したお店かSONYサポートに確認してみてください。
おわりに
ソフトウェア・アップデート後はジージー音や挙動不審なAF動作がしなくなり、別機種じゃないかと思えるくらい快適になりました。まだVer.1.00の方で気になったという方は、この記事を参考にして是非ソフトウェアアップデートしてみて下さい。
別の記事でも書いてますが、このRX100はミラーレスカメラの写りに引けを取らないくらい、良い写りをするカメラです。時にはRX100の方がハッとするような写真を撮れたりするときもあり、発売か10年以上経過しているカメラとは思えないくらい、写りが良いカメラです。
当然、一つ一つの動作が遅かったり、操作性が悪かったりとか不満はありますが、撮れた写真をみたらそんなことは目をつぶれるくらいの小さなことかもしれませんね。
コメント