中古カメラ 加水分解で 劣化したグリップのベタつきを除去する方法

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劣化グリップのベタつき除去

以前に中古で購入した富士フィルム X-T10はグリップのベタつきがあったことを知らずに購入してしまいました。せっかく購入したカメラなのに、グリップのベタつきのせいで購入したことを悔やみました。

でも、なんとからならないか諦めずに調べたら、ベタつきを解消する方法がありました!!
早速試してみたところ、見事にベタつきがなくなったので、今回はそのベタつきの原因と解消方法について記事にしました。

同じ悩みで困っている方は是非参考にしてみてください。

 

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なぜグリップがベトついてしまうのか?

すべてのカメラではないですが、カメラのグリップはポリウレタン(PU)は別名ウレタンゴムとも呼ばれるプラスチック素材が使われていると思います。このウレタンゴムは耐摩耗性、弾性、耐油性に優れる反面、加水分解を起こしやすい素材です。

ウレタンゴムは未使用であっても加水分解は進行し、加水分解が進むと素材が劣化して、表面がベタつくようになります。

タカマル
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加水分解って、水分や空気中の湿気によって発生する分解反応のことなんですね

ポリウレタン(PU)の短所
・耐熱性に弱く、高温多湿の環境下では劣化が加速される
・空気中の窒素、紫外線、熱、微生物などの影響で物質が分解する

短所から、高温多湿の多い場所と環境が劣悪な場所にカメラを保管している場合、加水分解を加速させ、グリップのベタつきが発生。 という感じではないかと思います。

そう考えると、防湿庫に保管したり、カメラの稼働率を上げて、使用後は汚れた部分を綺麗に清掃することが、加水分解の進行を遅らせる方法の一つかもしれません。

タカマル
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積極的に使ったほうが、カメラにとっても良いみたいですね

 

加水分解が起きると元の物質とは違う構造に変化してしまうため、元の状態には戻りません
ということは、加水分解が発生してしまったグリップのベタつきは除去出来ないということ・・・
じゃなくて、除去(改善)する方法があります。

 

ベトつきを除去する3つの方法

調べてみると、大きく分けて3つの方法がありました。

・重曹を使う方法
・無水アルコール
・シリコンスプレー(無溶剤タイプ)

どれがいいのかなあ・・・

タカマル
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それぞれの特徴についてまとめてみましたよ

作業後、現状より悪化する恐れや作業中の怪我なども考えられますが、すべて自己責任でお願いします。

重曹

重曹は比較的やさしい洗浄剤ですが、素材によっては影響を及ぼす可能性があるため、事前に目立たない部分で試してみることをおすすめします。また、ウレタンゴムの状態やベトつきの程度によって効果が異なる場合があります。

【手順】
①重曹と水を用意します。重曹はやさしい研磨剤として機能する。
②少量の水を使って重曹をペースト状にします。
重曹と水を混ぜて滑らかなペーストができるまで調合する。
③作成した重曹ペーストを、ウレタンゴムのベトつきがある部分に塗布する。
柔らかい布かスポンジを使ってペーストを優しくなじませる。
④軽く圧力をかけてウレタンゴムのベトつき部分をこすり、汚れを除去する。
ただし、あまり力を入れすぎないように注意する。
⑤こする作業が終わったら、ペーストを水で洗い流す。
残留物がないようにしっかりと洗い流すことが重要。
⑥ウレタンゴムをきれいに拭いて乾かします。
新たなベトつきが発生しないように、しっかりと乾燥させ水分を除去する

重曹は比較的やさしい洗浄剤ですが、素材によっては影響を及ぼす可能性があるため、事前に目立たない部分で試してみることをおすすめします。また、ウレタンゴムの状態やベトつきの程度によって効果が異なる場合があります。

タカマル
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効果はあると思うけど、水を使うところがちょっと気になるなぁ

無水エタノール

無水エタノールは、加水分解が発生したウレタンゴムのベトつきを取り除く際に効果的な選択肢の一つです。ウレタンゴムに付着した汚れやベトつきを拭き取るのに役立つ。
ただし、ウレタンゴムの素材や状態によっては影響を及ぼす可能性があるため、事前に小さな部分で試してから全体に使用することをおすすめします。また、使用後はしっかりと拭き取り、十分に乾燥させること重要です

①柔らかい布かスポンジに無水アルコールを染み込ませる。
手が荒れないようにビニール手袋をして作業をしましょう。
②軽く圧力をかけてウレタンゴムのベトつき部分をこすり、汚れを除去する。
ただし、あまり力を入れすぎないように注意する。
③ウレタンゴムをきれいに拭く。
無水アルコールなのですぐに乾くと思います。
タカマル
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消毒用エタノールと間違わないように気をつけましょう

シリコンスプレー(無溶剤タイプ)

無溶剤タイプのシリコンは、通常、シリコンオイルやその他の添加剤を含まずに製造されるシリコン製品です。特定の状況や素材への影響を軽減するために使用されている。

加水分解が発生したウレタンゴムのベトつきを除去する際に、無溶剤タイプのシリコンスプレーを使用することで、オイルや添加剤がゴム素材に影響を与える可能性を減少させる。
ただし、使用前に小さな部分でテストして、ゴム素材に悪影響が出ないことを確認することが重要

①柔らかい布かスポンジにシリコンを染み込ませる。
 スプレーする時にシリコンを吸い込まないように注意しましょう。
②ウレタンゴムのベトつき部分に塗布する。
 グリップ以外につかないように注意する。
③ウレタンゴムを乾いた布できれいに拭いて乾かします。
 シリコンスプレーが塗布された部分は艶が出ています。
艶のない部分がないように全体にシリコンを塗布しましょう。
一度ではベタつきが取れないので、数日経ったらまたシリコンを塗布するのを繰り返し行っているとベタつきの発生がほぼなくなりました。
※写真はシリコンを塗布したあとの状態です。
加水分解 劣化したグリップのベトつきを除去する方法
タカマル
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私はシリコンスプレーを使用した方法で、ベタつきを除去しましたよ

 

まとめ

加水分解によるグリップのベタつきを助教する方法として、
重曹、無水エタノール、シリコンスプレー(無溶剤タイプ)
の3つの方法を紹介しました。

その中のシリコンスプレーだけでも、ベタつき除去が出来ることがわかりました。
可能であれば、無水エタノール→シリコンスプレーの2つの除去をセットで行ったほうが、より効果が発揮されると思いますので、いまベタつきで困っている方はこの2つのセットでベタつきを除去してみたら良いと思います。

 

タカマル
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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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